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仮想通貨のレバレッジ取引は、FX型・信用取引・先物取引の3種類

2018年1月20日

仮想通貨は中央管理者のいない通貨として有名な決済通貨ですが、一方で投資の対象としても注目を集めています。
仮想通貨は値動きが非常に激しく売買差益による利益を狙った投機的な取引がされています。売買差益による利益と言えばFXや株を思い浮かべるかもしれません。

特にFXでは少額からでも大きな取引が可能なレバレッジ取引が盛んにおこなわれていますね。
仮想通貨の取引においてもレバレッジ取引は可能なのでしょうか。

仮想通貨の取引ではレバレッジを効かせた少額からの取引も可能

仮想通貨の取引で利益をあげるには、基本的には売買差益によるキャピタルゲインを得る方法しかありません。
取引の規模が大きければ大きいほど売買差益も大きくなるので、なるべく大きな取引単位で取引をする方が得です。しかし、資金が少ない場合には大きな取引をすることは難しいものです。

レバレッジといえばFXが有名ですが、仮想通貨でもレバレッジを使った取引は可能なのでしょうか。

そもそもレバレッジってなに?どんな取引のことなの?

レバレッジとは「てこ」という意味で小さな力でも大きな結果を得ることができるという意味です。
仮想通貨などの金融取引でレバレッジといえば、手持ちの資金の数倍の取引が可能になる仕組みを指します。

FXの魅力は投資効率を高められるレバレッジにあり。ここ数年で大きく変わった部分も

仮想通貨でも取引所によってレバレッジの取引の可否や倍率は異なりますが、レバレッジを使って仮想通貨を取引することは十分可能です。
取引にレバレッジを効かせる方法は

  • FX型
  • 信用取引型
  • 先物取引型

の3種があります。仮想通貨取引業者によってどの取引方法でレバレッジが使えるのかが異なり、特徴も異なります。
ただ、どの取引方法であっても基本的にはレバレッジを使って手持ちの資金よりも大きな取引をすることが可能になります。

レバレッジ取引ができるFX型、信用取引型、先物取引型の違いは?

少額からでも大きな取引が可能なので利益を上げやすい取引です。
レバレッジ取引と言えばFXが有名ですがその他に株の取引で主に行われる信用取引、日経平均先物などの先物取引の3種類の取引方法でレバレッジを使うことができます。

仮想通貨ではこの3種類でレバレッジ取引ができるのでそれぞれの特徴をよく理解して自分にあったものを選ぶといいでしょう。

FX型の仮想通貨取引は現物の受け渡しは一切なく取引の差金分を決済する

レバレッジを使った取引でもっとも有名なのがFXでのレバレッジでしょう。
FXの取引方法は差金決済取引と呼ばれます。これは、現物の移動は一切なく取引の差額分をお金で決済するというものです。また、取引をする相手は取引業者になります。

具体的な数字を入れて考えてみましょう。まずは、普通の取引を考えてみます。ある仮想通貨Aを5万円で買ったとします。
このとき5万円を支払って、仮想通貨Aを手に入れます。手元に仮想通貨Aがありますから送金したり、別のウォレットに移すことが可能です。
その後、仮想通貨Aが6万円に値上がった時に売ったとすると、仮想通貨Aを支払いその代わりに6万円をもらいます。これで1万円の利益がえられます。

FX型の取引では現金の受け渡しや仮想通貨Aの受け渡しが行われません。
すなわち、買いの時に5万円は支払わないし、仮想通貨Aを受け取りません。また売りの時には仮想通貨Aを持っていないので支払わないですし、6万円もうけとりません。
差額の1万円を受け取るだけになります。これがFX型の取引です。

現物のやりとりや現金のやり取りもないので、自分の資金量よりも大きな取引が可能なのです。
また、買いからの取引ではなく、売りから取引を始めることもできます。FX型のレバレッジ取引では現物の受け渡しも現金の受け渡しもないのが特徴です。

信用取引型の仮想通貨取引では資金や仮想通貨を借りて取引をする

信用取引といえば株を思い浮かべる人も多いでしょう。
信用買いとか、信用売りとかいう言葉もありますね。信用取引とは、簡単にいうと仮想通貨を買うための資金や、空売りを仕掛けるための仮想通貨を借りて行う取引のことです。

他人から資金なり、仮想通貨を借りるわけですから、返済期限があります。中には返済期限のない信用取引もありますが、基本的には借りているわけですから、いつかは返さなければいけません。

信用取引で仮想通貨の取引をする場合には、買いの場合は資金を借りて仮想通貨を買います。
期限までに資金を返さなければいけませんので、期限までには仮想通貨を売って資金を戻さなければいけません。その時利益が出ていれば利益は自分のものとなり、損失があったとしても、借りた資金は返さなければいけません。
また、売りから取引を始めることもできます。これを空売りといいます。

空売りではまず仮想通貨を借りて、売ります。期限までに仮想通貨を買い戻して借りた分の仮想通貨を返さなければいけません。
空売りの場合、仮想通貨の値段が下がっていれば高く売って、安く買うことになるので利益になります。

先物取引型の仮想通貨取引は期限が明確に決まっているレバレッジ取引

先物と言えば、日経平均先物や金などの先物取引があります。
先物取引というのはいついつの期限にどれだけの金額で仮想通貨を買います、または売りますという契約のことです。契約ですから当然現物の受け渡しはありません。
また、先物取引では期限が明確に定められていて、期限のことを限月といいます。限月ごとに先物商品の種類があります。

買いの先物取引をした場合、限月に売却しなければ現物を手に入れることができますが、仮想通貨の先物取引の場合は現物を手に入れることができずに、決済しなければいけません。

以上のような特徴から、先物取引では買いから入る利点はあまりなさそうな気がします。
仮想通貨で先物取引をする場合には、仮想通貨が値下がりすることを予想し売りから取引を始めるのがよさそうです。

仮想通貨のレバレッジ取引は魅力も大きいが使い方には注意が必要

仮想通貨でもFXなどのようにレバレッジ取引を行うことができます。
レバレッジ取引では少額でも大きな取引が可能なため、利益を得やすい反面、損失も大きくなってしまいます。また、仮想通貨は現状では非常に値動きが激しくなっています。

値動きが激しいということはレバレッジをかけることでさらに激しく損益が上下するということになります。
仮想通貨でレバレッジをかけた取引をすることは、非常に大きな利益を得られる可能性と同じぐらい、大きな損をする可能性もあることを忘れずに。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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