グノーシス(GNOSIS)とは?分散型予想市場のプラットフォームを設ける仮想通貨!将来性や特徴を紹介します。 | テコマネ
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ギャンブル性が強いが保険業界のビジネスモデルに影響力を与える力がある?!
今回紹介したいグノーシス(GNOSIS)もまたこれまでとは違った理念で発行される仮想通貨です。
グノーシスは分散型予想市場のプラットフォームで、つまりわかりやすく言うとギャンブル性のあるルールに基づいて発行されていきます。
ギャンブルというと抵抗のある投資家もいることでしょう。しかし、グノーシスは世界の保険業界のビジネスモデルを変えるとも言われ、今注目される仮想通貨のプラットフォームになっています。
ここではそんなグノーシスについて、わかりやすく解説していきます。
特殊なICOで資金集めをして有名になったグノーシス(GNOSIS)とは?
グノーシスはGNOSISと書き、市場での略号をGNOとする仮想通貨です。
発行開始は2017年5月1日とまだ始まったばかりですが、開発コンセプトが特殊であることから注目されています。
グノーシス(GNOSIS) |
通貨略号 |
GNO |
発行日(取引開始日) |
2017年5月1日 |
発行枚数(発行上限) |
1000万GNO |
取引承認システム |
PoS |
グノーシスが注目されるのは分散型予測市場で、投資家が予想した結果が正しければGNOが発行されるという仕組みを採用している点です。
かっこよく言えば予想市場と呼びますが、普通に言えばギャンブルのようなものです。
分散型は、例えば競馬などの公営競技や宝くじなどのように中央に運営本部を置かないという意味になります。
グノーシスは仮想通貨の根本的な理念にあるネットワーク上に分散させた管理システムにおいて予想を作成し、的中すればすぐさまGNOが発行されるという仕組みです。
一見ギャンブルという言葉に惑わされてしまいますが、これは世界中の保険業界の仕組みをも変えるのではないかとされています。
というのは、保険も不明な未来に起こる可能性のある事故やケガに備えるものであり、もしそれらが発生すれば(的中すれば)、保険金が支払われる(配当金が支払われる)というものになり、グノーシスの分散型予測市場の仕組みとほぼ同じだからです。
また、グノーシスは平等なICOを行ったことでも注目されました。
ICOは株式取引のIPOに似たもので、開発資金などを提供する見返りに、発行後にその銘柄のトークンをもらえるというものです。ICOは一応最安値でその銘柄を入手できるということになってはいますが、これまでのICOは募集の最初の時点が最も高く、終了間際に安くなる傾向がありました。
募集時点は投資家がこぞって購入するため、値が高くなります。しかし、募集も終盤には落ち着いて、価格も下がるのです。
ということは、グノーシスも募集当初に飛びついてしまった人は損をする、という可能性があったのですが、ここがほかの銘柄と違うところで、グノーシスは最初にICO投資してしまった人も、最終的には同じ単価でグノーシスを手にするようなシステムになっていたのです。
この平等なICOで注目され、知名度はここで一気に上がったと見られます。
企業概要について
グノーシスはイーサリアムのブロックチェーンを利用していることからシステム的には信頼性の高い仮想通貨のプラットフォームです。
発行数も1000万GNOがありますが、日本人投資家にやや不利なのは、現状(2018年1月下旬調査時点)で、日本の仮想通貨取引所がグノーシスを取り扱っていないことです。
分散型予測市場という興味深い方針で手に入れられるので、今後どのように動いていくか注目されます。
ほかの銘柄にはなく、グノーシス(GNOSIS)だけにある特別な特徴とは?
グノーシスは前述の通り、イーサリアムのブロックチェーン上で構成された分散型予想市場のプラットフォームにて配布される仮想通貨のプラットフォームです。
いわばギャンブル性のある仮想通貨という、珍しいコンセプトを背負っています。
ギャンブルでいう胴元がおらず、自動的に予測の的中を判断し、グノーシスが発行されていきます。
この未来を予測して配布される銘柄はグノーシスが初めてではありません。
それ以前にオーガー(Aurgur)が誕生しています。ただ、このふたつは非常に似てはいますが、全く同じような仕組みではありません。
オーガーは未来予測を賭けの対象とした仮想通貨!その特徴と将来性を解説
簡単に言えば、グノーシスは分散型予測市場のプラットフォームで、オーガーよりもずっと早く予測結果が判明し、トークンが配布されることになります。
オーガーは確認に時間がかかり、実際に手元に仮想通貨が入ってくるのが1ヶ月後などと、かなり時間がかかってしまいます。
そんなグノーシスですが、ひと口にグノーシスといってもトークンと呼ばれる通貨は2種類あります。
1.GNO…一般的な仮想通貨の銘柄同様に発行上限があります。これがもうひとつのWIZを生成する原材料のような存在になっています。
2.WIZ…生成期間はGNOの売買などは一切できません。その後、自由に取引は可能で、何度でもWIZの生成ができます。
WIZはプラットフォームとしてのグノーシス内で利用する通貨銘柄で、手数料の支払いや市場(ギャンブル)の作成などに使います。
レートはプラットフォーム内で使用する1ドルに固定されたレートで生成されます。
グノーシスは海外の取引所で扱っているので、そちらで取引をすることになりますが、公式ウォレットも利用できます。
「Gnosis Light Wallet」や「Smart Contract ABI」、「MyEtherWallet」があり、最後のMyEtherWalletが使いやすいと評判です。
グノーシスのプラットフォームは3つのレイヤーから成り立つ
グノーシスのプラットフォームはイーサリアムのブロックチェーン上に成り立っているのですが、これらは3つのオリジナルの層で分けられることで、信頼性と使いやすさを際立たせています。ここではそんなグノーシスのプラットフォームにあるレイヤーを簡単に紹介します。
■コア
■サービス
■アプリケーション
レイヤー1 コアについて
グノーシスのプラットフォームの第1層目はコアと呼ばれるレイヤーになります。
これはオラクルと管理インターフェースを無料で提供する層であり、マーケットのメカニズムや、トークンの作成なども行う部分です。これがイーサリアムのブロックチェーンの真上にある、グノーシスのベースとなるレイヤーになっています。
さらにこの層の上に次の層があり、よりグノーシスを深いプラットフォームへと仕立ててくれます。
レイヤー2 サービスについて
グノーシスのシステムを構成する、第2のレイヤーはサービスです。
これはコアの上に成り立ち、サービスの追加提供などが実装されます。具体的には、WIZで支払われる取引手数料のモデルとなる部分です。
実装機能はステートチャンネルで、合わせて新しい予測市場(ギャンブル)のメカニズム、オープンソースのアプリケーションやカスタムツール、オラクル市場のサービスを構築します。
レイヤー3 アプリケーションについて
一番上になる第3の層はグノーシス・アプリケーションというレイヤーになっています。
主にフロントエンドのためのレイヤーとなり、ユースケースやアプリケーションなどがあって、グノーシスがオリジナルで開発するものもあれば、外部のプログラマーなど分散型予測市場に興味のある人が構築することもできます。
この層があることで、グノーシスでは分散型予測市場の各種を創り出すことができ、グノーシスの多様化が見られることになるのです。
オーガーよりも優れているとされるのがこの3つの層
グノーシスにはこの3つのレイヤーがあることで複雑なシステムができあがります。
グノーシスの大元はイーサリアムのブロックチェーンではありますが、イーサリアムとはまったく違うものになっている理由になります。
グノーシスではこの3層のレイヤーによってギャンブルのシステムを構築し、追加料金を発生させたり、広告収益のモデルを作り上げ、情報販売やマーケットメイクなどのアプリケーションを稼働させることができるのです。
オーガーとも違った予測市場の仮想通貨になっているのもまたこの3層のレイヤーのおかげでもあります。
グノーシスがなぜ、どのように誕生したのか、歴史を振り返ってみた
グノーシスはトークンのひとつGNOに発行上限があります。
1000万GNOが上限となります。特徴的なICOで開発資金がたった10分で13億円も集まり、発行の1000万GNOのうち100万GNOが運営の保有とされ、残り900万GNOが配布されるはずでした。
しかし、41.8万GNOの時点で配布は終了し、残りの858.2万GNOは運営に戻ったとされています。
そんなグノーシスの発行から現在(2018年1月末)に至るまでの経緯は下記の流れになっています。
年月日
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出来事
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2013年6月
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創業者らがビットコインの予測市場を作成
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2014年1月
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イーサリアムのリリース
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2014年12月
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イーサリアムの共同設立者がコンセンシス社を設立
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2015年1月
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コンセンシスにグノーシスが参加。イーサリアムのブロックチェーンを利用した予測市場の実証実験が開始される
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2015年8月
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グノーシスのアルファ版を開始
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2015年11月
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グノーシスがイーサリアムの開発者コミュニティに公開される
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2016年8月
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グノーシス運営がサードパーティでも簡単にグノーシスを構築できるよう、開発者ライブラリなどをリリース
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2017年3月
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グノーシス社が設立される
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2017年4月
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4月24日に開発資金ICOでトークンオークション実施
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2017年5月
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5月1日公開、取引所に上場
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グノーシス(GNOSIS)は日本国内仮想通貨取引所での購入は不可能!
グノーシスはまだ日本国内の取引所では取り扱いがありません。
もうひとつの予測市場の銘柄であるオーガーは日本国内の取引所はcoincheckのみです。
コインチェック(Coincheck)の口座開設方法や仮想通貨の買い方&取扱通貨ペアまとめ
実際的な事情はわかりませんが、予測市場=ギャンブルというイメージが強いことで法的にはグレーゾーンですし、日本人投資家にはまだ馴染みがないことから日本での取り扱いが少ないのかもしれません。
そのため、グノーシスを始めたい投資家はどうしても海外の仮想通貨取引所で口座開設をする必要があります。
日本在住の日本人投資家でも海外の仮想通貨業者にて口座開設することが難しくはありません。ただ、日本の法律が及ばないわけですから、トラブルが起きたときに厄介なのも事実です。
ですので、そういった点でリスクを伴うことを避けるために、できるだけ大手で信頼のおける業者で口座開設することをオススメします。
それから、国外の仮想通貨取引所ですと問題は取引原資となる日本円あるいは米ドルを送金することです。
送金手数料などがかかってしまいますので経費がかかります。このあたりを最小限に抑える方法として、日本の仮想通貨取引所などからビットコインやイーサリアムなどを海外の取引所に送金してグノーシスを手に入れることが一番です。
グノーシス(GNOSIS)に起こった、誕生からここに至るまでの値動き
グノーシスは2018年1月末時点で1GNOあたり23000円水準の値をつけています。
これまでグノーシスはどんな値動きをしてきたのでしょうか。今後の予測を考える上で、過去の値動きを見ていくことは投資の分析手法の中では大切なことです。
グノーシスはご存知のように2017年5月に登場しています。
チャートで当時の値動きを見てみると、登場した月は1GNOあたり1万円前後の相場でした。
翌月の6月ごろに入りビットコインが世界中で値上がりし、一般の人にも注目されるようになってからグノーシスも値上がりを始めています。6月は3万前後、7月には4万円台に突入しています。
その後、グノーシスは7月中旬から2万円台中盤に下がっていき、2017年11月に1万円を切るまで下降トレンドの道を辿りました。
ビットコイン人気に注目が集まり、グノーシスへの投資は冷え込んでいます。
しかし、12月には再び人気が急上昇。2018年に入ってから一気に5万円前後に届くレートになりました。
そして、その後は反動で値段は落ち着いてきて、23000円台になっているというわけです。
グノーシスの今後は正直日本ではまだ未知なところが大きいです。
というのは、法的な解釈として予測市場がギャンブルと捉えられてしまうと違法取引になってしまうからです。この点がクリアになれば、グノーシスも日本国内で人気になると見られます。
グノーシス(GNOSIS)を真剣に取引するなら紹介したいオススメの取引所
グノーシスは日本国内の取引所ではまだ取り扱いがありません。ですので、グノーシスを始めたい日本在住の投資家は日本国外の取引所で売買をしなければなりません。その際はできるだけ信頼できる取引所が望ましく、基本的には大手から選択するようにしましょう。海外の業者は日本の業者にはない魅力もありますので、言葉の壁はあるものの、優れた仮想通貨取引所も存在します。
ここではグノーシスを取り扱う取引所の中で、特にオススメの業者を紹介します。
バイナンスは中国発の世界最大の取引量を誇る仮想通貨取引所
グノーシスを扱う海外取引所でオススメなのが、このBinanceです。
仮想通貨の扱いで揺れ動く中国の企業が運営する仮想通貨取引所ですが、バイナンスは2017年12月に世界最大の取引量を誇る仮想通貨取引所になっています。
また、アルトコインを含め、100種類におよぶ仮想通貨銘柄を扱っているのも特徴です。日本の仮想通貨業者ではせいぜい数種類が主流ですから、バイナンスのこの扱い数は魅力です。ここで口座開設をすれば、グノーシスだけでなく、様々な銘柄で売買ができるので、リスクヘッジにもなります。今後もさらに銘柄が増えていくと目されています。
バイナンスが日本人投資家にとって好ましいのは、バイナンスのサイトはグーグルの自動翻訳を通じてであれば日本語に対応できることです。英語などではなかなか馴染めない人もいるかもしれませんが、日本語が通じる業者であれば安心して取引ができるようになります。バイナンスは今後日本語の対応を充実させるようですので、これからに期待できる業者になります。
|
手数料 |
手数料は海外業者ではかなり少ないと言える0.1%だけ |
日本円対応力 |
2018年1月末時点では日本語対応が完璧ではない |
独自サービス |
独自トークン「BNB」の利用で手数料が半額 |
レバレッジ取引 |
現物取引のみでレバレッジは未対応 |
安全性 |
バイナンス自体に問題はないが、海外業者というリスクに不安がある |
スマホアプリ |
アプリはあるが、2018年1月末時点で日本語対応は未定 |
スプレッド |
独自のトークンを利用して手数料を軽減させれば経費削減 |
スワップポイント |
日をまたいでも手数料がかからない |
サポート力 |
英語などができれば問題ない。
日本に支社やサポートセンターがないのが不安 |
チャート、ツール |
初級者向け、中・上級者向けと使い分けられる取引ツールがある |
公式サイトへ行く
バイナンスでのグノーシス取引への道のりを徹底究明してみた!
それではバイナンスでどのようにすればグノーシスの売買を始められるかを解説します。
バイナンスにゼロから口座開設手続きを始め、どのようにグノーシスや仮想通貨銘柄各種を購入するか、具体的に見ていきましょう。
取引までの道のり
- その1 アカウントを作成する
- まずはバイナンスの公式サイトにアクセスし、画面右上にある「登録(英語版はRegister)」か画面上部にある「アカウント作成(英語版はCreateAccount)」をクリックします。
バイナンスのスマホ向けはアプリもブラウザ版も執筆時点で日本語版がありませんので、下記のように画面の上部にある「Register」をタップしてください。
クリックするとメールアドレスとパスワードを入力するウィンドウが出るので、入力を済ませて登録ボタンをクリック。
このあとに登録メールに確認メールが来ますから、メール内のリンクをクリックすれば登録が済みます。このやり方は日本の仮想通貨業者と同じなので簡単です。
バイナンスが優れているのは本人確認が不要なまま口座開設でき、すぐに取引を始められる点です。
ただし、バイナンスは最初の時点では出金に制限が設けられています。登録時点で出金できるのは1日2ビットコイン分までです。
ビットコインのレートが高いときはそれでも高額になりますが、値下がりしていると不便です。
この出金制限を解除するには本人確認などが必要で、それが済めば100ビットコイン分まで出金することができます。ただ、登録完了までに1週間程度を要するので、ある程度時間を見ておきましょう。
制限解除の方法ですが、まずは「身分認証完成」をクリックしましょう。
この認証の画面は日本語で利用することができますので、難しくはありません。身分認証の画面では「ほかの国と地域」をマークして必要事項を入力するだけです。
次に写真を添付します。パスポートの表紙と顔写真があるページをアップロードします。
日本の業者ではパスポートの表紙はアップしませんから、この点はやや日本とは異なります。
さらに、下記のようにパスポートの顔写真のページに手紙のメモで「「Binance ○○○○(ここにはその日の日付が入ります)」を持った顔写真を撮影します。
情報がはっきりと見えるように写してアップロードします。これも日本の取引所とは違いますね。
あとは「確認」をクリックして認証を待つだけです。
- 2段階認証を設定して安全性を高める
- バイナンスでの口座開設が終わりましたら、安全性を高めるために2段階認証を設定するべきです。
近年はハッカーによる仮想通貨の強奪などが相次いでいますので、せっかくの資産を盗られないように、忘れずに行っておくべきです。
バイナンスでの2段階認証の手続きは簡単で、画面の右上にある人型のアイコンからユーザーセンターを選択し、右下の「グーグル検証」にて設定するだけです。
- その3 取引原資を入金する
- バイナンスでは入出金は、メイン画面の右上にある「資産」のタブから指示を出すことができます。
ここで後出しになってしまいますが、出入金は基本的にはビットコインかイーサリアムになりますので、バイナンスの口座開設以前に日本国内の仮想通貨取引所で口座開設を済ませておきましょう。
その日本の取引所からバイナンスの口座にビットコインあるいはイーサリアムを送金して取引が始まります。
バイナンスへの入金は「預金」にて入金用のアドレスを表示することができます。
それから、出金は「お引き出し」をクリックすれば出金指示が出せます。
- その4 取引センターからグノーシスを始める!
- バイナンスの取引ツールは「ベーシック」と「アドバンス」があります。
ベーシックは初心者向け。アドバンスはそれ以外の投資家に向いた設定になっているツールです。
ベーシックの取引画面は下記の画像になります。グノーシスなど各種銘柄はこの画面の右上から選ぶことができます。
下記はアドバンスの画面で、上級者にはこちらの方が見やすく、使いやすいはずです。
各種インジケーターを表示できますし、成行、指値、逆指値の注文が利用できます。
バイナンスでの取引で簡単なのは、パーセンテージを指定した注文方法です。
25%、50%、75%、100%と数量の下にあるので、このパーセンテージをクリックすれば、保有するグノーシスに対するそのパーセンテージが数量に反映されます。
このボタンを使うことで素早い注文が可能になっているので、どんなトレーダーにも便利です。
- その5 スマホアプリでいつでもどこでも
- バイナンスにはスマートフォン用のアプリが用意されています。これは実は海外取引所では珍しいケースです。
いつでもどこでも取引ができるようになりますが、残念ながら執筆時点ではスマホ向けの日本語対応がないので、英語ができない人には不便です。
デザイン的にも見やすい画面になっていて、操作性も高いです。
また、指紋・パターン認証にも対応していますから、アプリといえども安全面でも心強いです。
とにかく、スマホ向けのものはアプリであれ、ブラウザ版であれ日本語化はされないので、英語が苦手でしたらパソコンのツールで取引をしましょう。
- その6 独自トークンを購入して手数料を半分に!
- バイナンスでは独自のトークンであるBNBを使うことで、手数料0.1%を半分の0.05%にすることができます。
取引経費を極限まで安くできるので、この手を使わないわけにはいきません。
方法は下記の画像のように、画面中央辺りで手数料をBNBで支払う設定に切り替えることができます。
ただ、BNBもビットコインやイーサリアムに連動して価値が変わっていますから、ずっと売買するとしても小分けにBNBを買うことをオススメします。
グノーシス(GNOSIS)の将来性は果たして明るい未来なのかそうでないかについて
グノーシスの将来性はどんなものでしょうか。まず、日本国内ではやや不安要素があることも事実です。
懸念材料はグノーシス最大の特長である分散型予測市場というものです。
この予測市場をギャンブルと捉えると、現状、日本国内の法令では賭博と見なされてしまい、違法行為になる可能性が高いです。
同時に、日本人の投資家も同様の意見を持っていれば、日本国内でのグノーシスの需要は上がらず、発展は厳しいものがあります。
しかし、この分散型予測市場は一方でグノーシスの将来性を期待させるものでもあります。
というのは、具体的な使い方はこれから投資家たちが作り上げていくとして、一種の保険のような利用方法があるのではないかとされています。
保険も将来に起こるかどうかわからない事件事故に備えたもので、掛け捨ての保険の場合は特に予測市場と同等だと言えるものになります。
保険とグノーシスの違いは、大きな運営本部などの有無であり、その観点から見れば、グノーシスはこれからの保険業界を大きく変えるのではないかとも言われています。
各国でグノーシスがギャンブルではなく、歴とした分散型予測市場であると法的にもモラル的にも認識されれば、ほかの銘柄では行うことのできないグノーシスだけの特殊な投資方法が確立されることでしょう。
将来的には特殊な地位を確立した仮想通貨になるかもしれない?
グノーシスはその性質をギャンブルと考えてしまえばそれまでですが、使い方次第ではギャンブルよりも確実に、そして大きな利益を得ることのできる仮想通貨であると期待されています。
中央に管理者がいないので、誰もが自由になんらかしらの予測市場を設定し、運用することだって可能なのです。
残念ながら、2018年1月時点では日本国内でグノーシスを扱う仮想通貨取引所は存在していません。
ですが、海外の大手ではいくつか扱いがあり、その中でほとんどの業者が取引の主要通貨をビットコインかイーサリアムにしています。つまり、グノーシスを買うためにはビットコインなどで送金を行えるということになります。
すでに日本国内の取引所で仮想通貨の売買を始めている投資家には、例え海外の業者で口座開設をしなければならないとしてもハードルが非常に低いのは魅力です。
未知数であり、懸念材料もなくはないのがグノーシスですが、今後は特殊な地位をアルトコインの業界内で確立し、独自の投資方法で投資家を魅了するかもしれません。
著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中
投資で5000万円貯める事が目標。
基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。