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- ダッシュコインは匿名性が高くスピーディーな取引を可能にした仮想通貨!購入方法や特徴、値動きや将来性は?
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ダッシュコインは時価総額は1兆円を超え、ランキングでも10位前後に位置している注目を集めている仮想通貨です。
ビットコインなどの主要通貨よりも匿名性が高く、あっという間に取引を完了できるスピードが特徴です。今後、ダッシュコインは広く普及し、値上がりしていくのでしょうか。
ここでは、ダッシュコインの歴史や特徴、購入方法やこれまでの値動き、将来性やリスクなどについて紹介しています。
「ビットコインやイーサリアムなど主要通貨以外で取引を考えている」
「最近、仮想通貨に興味を持ちこれから価格が上がる通貨を探している」
などの人は、世界的にも注目を集める通貨の1つであるダッシュコインについて、ぜひ確認してみてください。
目次
ダッシュコインの歴史とは?もともとは「ダッシュコイン」ではなかった!?
ダッシュコインとはいつ公開された仮想通貨なのでしょうか。
そして、発行枚数上限や通貨単位、取引承認システム、時間などはどのようになっていて、ビットコインとはどう違うのでしょうか。
まずは、注目されている仮想通貨の1つダッシュコインの歴史や基本的内容について確認していき、その後特徴などについて理解を深めていきましょう。
ダッシュコインはもともと「ダークコイン」と呼ばれていたが改名
ダッシュコインはもともと公開当初はダークコイン(Darkcoin)と呼ばれていました。
これは、ダッシュコインが「ダークセンド」という機能を備えていることから由来していると言われています。そして、2015年5月にダークコインからダッシュコインへと改名し、通過単位も「DASH」になっています。
改名の理由は「ダークコインだと印象が悪いからではないか?」と噂されていますが、確かにダークコインよりもダッシュコインの方が印象は良いです。
ちなみに、Factom(ファクトム:元はNotary Chains)やAugur(オーガー:元はTruthcoin)など、改名している仮想通貨はダッシュコイン以外にもあります。
2014年1月にEvan Duffield氏によって公開される
2014年1月にEvan Duffield氏によりダークコインとして公開され、その後改名していますので、公開されてからもダッシュコインになってからもまだ歴史は浅い通貨です。
ダッシュコインの通貨単位や公開日、発行枚数上限など
ダッシュコインは、発行枚数上限は約2,200万枚でビットコインよりも100万枚ほど多いです。
しかし、イーサリアム9,400万枚、ライトコイン8,400万枚、リップル1,000億万枚などの他の仮想通貨と比べると少なめで、すべて発行すると数が少なく上限も決まっていることから希少性が高まります。
2009年にビットコインが公開されたことを考えると、ダッシュコインはまだ目新しい存在と言えます。
インスタントセンド(InstantSned:旧名称はInstantX)の仕組み、マスターノードの存在により瞬時取引が可能となっており、他の通貨とは異なる特徴を持ちます。※インスタントセンドやマスターノードについては次項で解説します。
名称 | DASH(ダッシュ) |
---|---|
通貨単位 | DASH |
公開日 | 2014年1月 |
発行数 | 約2,200万枚 |
取引承認システムや時間 | インスタントセンドによる瞬時取引 |
ダッシュコインの特徴とは?匿名性の高さと取引スピードの速さに注目
ダッシュコインはどのような特徴があるかご存知ですか。しっかりとダッシュコインの特徴を把握し、他の通貨と比べてみましょう。
ダッシュコインは仮想通貨ならではの匿名性を更に高め、ビットコインをはじめとした他の仮想通貨よりもスピーディーに取引ができるなど特徴を持っていますので、具体的内容について確認していきましょう。
ダッシュコインは「ダークセンド」という高い著名性を活かした送金機能が特徴
ダッシュコインはダークセンド(Darksend)という送金形式を使っていて、匿名性を高めています。
ビットコインなどは、A→Bへ送金する1対1の関係性のため、個人情報はわからないものの取引履歴は第三者からわかるようになっています。そのため、「どのアドレスからどのアドレスへどれくらい送金されたか」がいつでも確認できます。
ダークセンドの場合は、同じタイミングで送金されたコインを1度まとめてプールへ集め、その後プールから個別に送金されます。
そのため、A→プール→Bとなり、間にプールが挟まれますので送信元が不明瞭になり高い匿名性が実現できます。
また、コインミキシングの手法も採用していることから、非常に匿名性の高い仕組みとなっています。
他人がAやBの決済状況を見ようとしてもできませんし、仮に情報を盗まれたとしてもたどり着くのはプールなので、誰とやり取りしたかがバレることはありません。
匿名性を高め「誰が誰に送ったかわからなくする」コインミキシング
コインミキシングとは、管理ノードで受信したコインをシャッフルしたうえで、受信者に送ることです。
送信者から集めたコインをシャッフルしているため「誰が誰に送ったのかわからない」という効果があります。ダッシュコインはダークセンドでプールへ集めたコインをシャッフルしています(コインミキシング)。ダークセンド・コインミキシングにより他の仮想通貨よりも匿名性が高く、ダッシュコインの大きな特徴になっています。
インスタントセンドの仕組みによって取引スピードが速い
ダッシュコインの特徴は匿名性の高さだけではありません。
取引スピードが非常に速いことも特徴です。ビットコインは送金する際に10分程度の時間がかかりますが、ダッシュコインであれば約4秒で完了します。ダッシュコインはインスタントセンドという仕組みを使っていることが大きな理由です。
インスタントセンドはP2Pの分散型コンピューターの中から、マスターノードを選んで承認作業を任せることで、スピーディーな承認作業が実現できる仕組みのことです。ビットコインの場合は最も速く計算を成功させた人がマイニングによる報酬を得ることができ、完了するまでに10分ほど時間がかかります。
しかし、ダッシュコインの場合は、競争させることなく最初からマスターノードに承認作業を一任しているため承認が速く、取引もスピーディーに完了します。
尚、マスターノードになるには、1,000DASH以上を保有していて担保とし、24時間サーバーをフル稼働しているなどの条件をクリアしている必要があります。
複数のハッシュ関数を組み合わせたアルゴリズムを採用
ダッシュコインはX11と呼ばれている11種類ものハッシュ関数を組み合わせたアルゴリズムを採用しているため、消費電力もScryptより抑えることができると言われており、セキュリティも優れています。
まずは取引所のアカウント登録から!ダッシュコインの購入方法
ダッシュコインを購入する場合は、どのような手順で進めればいいのでしょうか。
仮想通貨の購入が初めての人や投資が初めての人であれば、購入方法のイメージも湧かないのではないでしょうか。取引所によって異なりますが、現金もしくはクレジットカードで購入ができます。また、すぐに購入できるわけではなくアカウント作成などしなければなりません。
ここでは、ダッシュコインを取り扱う取引所coincheckの購入方法について見ていきましょう。
初めて取引所でダッシュコインを購入する際の流れについて
以下はcoincheckで現金でダッシュコインを購入する際の方法です。尚、クレジットカードでの購入の場合は、本人確認書類の提出やクレジットカード情報の入力も必要になります。
coincheckでダッシュコインを購入する際は、アカウント登録が必要です。coincheckのトップ画面でメールアドレス・パスワードを入力してアカウントを作成します。
2.確認メールを受信
登録したメールアドレス宛に確認メールが届きますので、メール本文にあるURLをクリックします。
3.電話番号登録
日本円を入金するためには、電話番号の事前登録が必要です。電話番号登録が完了すれば1日あたり50,000円まで入金ができます。番号入力をして送信ボタンを押すと、携帯電話宛にSMSが届きますので、記載されている6桁の認証コードを入力します。
4.指定口座へ購入資金の入金
ダッシュコインを購入するための資金を指定口座へ振込みをします。入金確認が取れれば好きなタイミングでダッシュコインを購入できます。
5.ダッシュコインの購入
ダッシュコインの希望数量を入力して購入をします。価格は常に変動していますので、しっかりとタイミングを見計らいましょう。
ダッシュコインはどんな値動きをしているのか?価格は上がっている?
高い匿名性で瞬時取引ができることで注目を集めるダッシュコイン。
市場に公開されてから今までどのような値動きをしているのでしょうか。仮想通貨の価格はファンダメンタルズではなく、完全に需給バランスで決まるため、これまでの価格推移を把握して今後の値動きを予測しましょう。そして、他の仮想通貨の値動きと比べて投資対象の比較検討もしてみましょう。
ダッシュコインの公開当初〜現在までの価格推移。ここ1年間で80倍以上の上昇
ダッシュコインは2014年にダークコインとして登場してから、2016年2月頃までは1DASH=500円以下で推移していました。
3月〜7月頃にかけて500円〜1,000円前後で推移、2017年1月頃は1,500円前後と少しずつ値を上げ、2月には3,000円超、3月には一時10,000円超するなど急激に上昇しました。
ダッシュコインの価格の変動を表にしました。
日付 | 安値 | 高値 |
---|---|---|
2016/02 | 359 | 522 |
2016/07 | 657 | 1041 |
2017/01 | 1221 | 2226 |
2017/03 | 3869 | 13671 |
2017/05 | 9416 | 22581 |
2017/08 | 17284 | 45341 |
2017/10 | 29456 | 36873 |
2017/12 | 71259 | 184959 |
2018/01 | 118973 | 148056 |
この時は、ダッシュコインだけでなく同じく匿名性の高さが特徴的な仮想通貨であるZcash(ジーキャッシュ)やMonero(モネロ)の価格も上昇しています。これは、ビットコインの上場投資信託が認められず、ビットコインが売られたため上昇したという見方が多いです。
その後も価格は上がり続け、5月には15,000円超、6月には20,000円を超えました。
8月には30,000円、9月には一時40,000円を超えます。
この時は、8月にジンバブエの仮想通貨取引所のBitcoinFundでダッシュコインが上場、9月にはロンドンでCEX.IOで上場したことも上昇要因の1つです。
その後、価格が落ち着きますが、ここから再び急騰します。11月には70,000円を超え、12月には一時的に170,000円近くまで上昇を見せます。この時の上昇は、中国の仮想通貨取引所のHuobiがダッシュコインの取り扱いを始めたことも大きな要因です。また、ビットコインの先物上場も大きな影響を持ちます。
その後、やや下落するものの2018年1月時点で130,000円前後で推移しています。
1年前の2017年1月頃には1DASH=1,500円前後だったことを考えると、この1年で80倍以上の価格上昇をしていることになります。現時点でダッシュコインの時価総額は約1兆円で時価総額ランキング11位に位置しており、規模が大きいことがわかります。
ダッシュコインを取引するならこの取引所がオススメ!
ダッシュコインはどの仮想通貨取引所で取引ができるのでしょうか。実は、現時点でダッシュコインを取り扱う国内取引所はcoincheckのみとなっています。海外取引所であればBinanceなどもありますが、国内取引所の方が安心して取引ができます。ここでは、手数料や独自サービス、情報量など、coincheckの特徴について見ていきましょう。
coincheckは国内大手であり安心してダッシュコイン取引ができる
国内の仮想通貨取引所の中で唯一ダッシュコイン取引ができるcoincheck。
国内大手取引所でもあり、ダッシュコインやビットコインだけでなく、イーサリアムやリップル、リスク、モネロ、オーガー、ジーキャッシュなど、他にも多くの仮想通貨を取り扱っています。
取引手数料が無料なため低コストで取引ができ、SMS・デバイスによる二段階認証やコールドウォレット、マルチシグネチャ、分離管理など、安心して取引ができる環境も整っています。また、不正ログインによってなりすまし損害に遭った場合は1回最大100万円補償される補償サービスも提供しています(二段階認証設定の人のみ)。
利用者とcoincheckが消費貸借契約を締結して保有する仮想通貨を一定期間預け、契約期間満了後には預けていた仮想通貨と利用料がもらえる「coincheck貸仮想通貨サービス」も提供しており、待っているだけで最大年率5%の仮想通貨を得ることができお得です。
パソコンのcoincheck tradeviewもスマホアプリも使いやすいため、初心者でもすぐに使い慣れるはずです。
電気代をビットコインで支払う「coincheckでんき」や団体等に寄付ができる「ビットコインで寄付」などの独自サービスもあり、現在はビットコインのみの対応ですが、今後ダッシュコインが広く普及すれば対応するかもしれません。
coinchekはスプレッドは若干高めですが、ダッシュコインの取引が安心してできる取引所です。
手数料 | Taker手数料0%、Maker手数料0%とコストをかけずに取引が可能。日本円出金手数料は400円。 |
---|---|
日本円対応力 | 銀行振込・コンビニ入金・クイック入金に対応している。 日本円銀行振込手数料は無料、コンビニ入金・クイック入金の手数料は3万円未満が756円、 3万円以上50万円未満は1,000円、50万円以上は入金金額×0.108%+486円。 |
貸仮想通貨サービス | 「仮想通貨盗難補償サービス」により二段階認証を設定していないがら 個人のID・パスワードなどが悪用されて不正ログインによる被害に遭った場合は最大100万円補償されます。 その他にも、保有している仮想通貨を貸し出して利用料を得る「coincheck貸仮想通貨サービス」なども。 |
レバレッジ取引 | レバレッジは最大5倍。 |
安全性 | コールドウォレット、SSl暗号化通信、SMS・デバイスによる二段階認証、分離管理、マルチシグネチャ、アカウントロックなど。 |
スマホアプリ | 見やすくわかりやすい設計となっており、チャートも線チャートとローソク足を切り替えて確認できます。 価格が大きく変動した場合は通知があるなど便利な機能も備わっています。 |
スプレッド | 6〜7%前後(変動有) |
スワップポイント | ロングポジション取引約定金額×0.04%、ショートポジション取引約定数量×0.05%。 |
サポート力 | 公式サイト、ブログ、Facebook、Twitterなど。 |
チャート、ツール | チャートが見やすくひと目で多くの情報を得れるcoincheck tradeview。 ローソク足は5分足〜日足。現物売買・信用取引・レバレッジ取引がすべて操作できます。 |
ダッシュコインの将来性は?もっと普及して価格が上昇するのか?
ダッシュコインは、これからより便利になり広く普及していくのでしょうか。
それとも、普及が止まり価格も大きく下落していくのでしょうか。発行枚数上限も少ないため、広く普及すれば需要が高まり価格も大きく上昇する可能性があります。
ここでは、ダッシュコインの将来性を判断する材料の一部について見ていきましょう。将来にプラスになりそうな好材料とリスクをしっかりと把握して、他の仮想通貨とも比べましょう。
2年前にはATMを展開するLamassu社と提携し注目を集めた
ダッシュコインは2016年1月にLamassu社と業務提携契約を発表しています。
Lamassu社とは、さまざまな仮想通貨の専用ATMを展開している企業であり、世界でも非常に高いシェアを誇っています。この時、ダッシュコインがLamassu社と提携したことで、世界中から注目を集め、認知されるようになりました。
国内のATMは東京を中心に設置してありまだまだ少ない状況
残念ながらATMが設置してある場所は日本はまだまだ少ないです。銀座や六本木、麻布十番、中野など東京を中心にATMが設置してあります。
今後、ダッシュコインやビットコインなど仮想通貨は広がりを見せていくことは止められないでしょうから、ATMももっと増えていく可能性があります。
Amazonギフトを安く購入できるなどダッシュコインを使えるサービスも増加
意外に知られていないことでもありますが、ダッシュコインを使えば15%OFF(以前は20%OFF)でAmazonギフトカードを購入することができます。15%OFFでギフトカードを入手できれば、Amazon商品を15%OFFで購入できることになります。
これは、BitCartという海外のギフトカード販売企業を利用することでできるものであり、多くの仮想通貨の中でダッシュコインのみが受付可能となっています。
Amazonだけに限らず、このようなダッシュコインを有効活用できるサービスは少しずつ増えており、使い勝手が良くなればさらに価格が上昇していく可能性があります。
2018年ジンバブエでも決済サービスとして利用できるようになる
ダッシュコインは2017年11月にジンバブエの決済サービスであるKuvaCashとの共同決済システムに投資をしていて、2018年にはジンバブエで携帯電話を持っている人はダッシュコインの即時決済が使えるようになります。過去のハイパーインフレによって自国通貨がないような状況とも言えるジンバブエにおいて、ダッシュが普及し一気に広まる可能性があります。
匿名性の高い通貨だからこそ犯罪などに使用されるリスクもある
ダッシュコインはビットコインやイーサリアムなどの他の仮想通貨に比べ、匿名性が高い特徴を持ちます。
ダークセンド・コインミキシングにより、誰が誰に送ったかなどが他人にバレることがありません。そのため、マネーロンダリングやダークマーケットで使用されるリスクもあります。
そうなると犯罪性の高い通貨と認識されてしまい、国や政府が介入して規制する可能性があります。広く普及して便利に使われる可能性がある一方で、このようなリスクがあることも理解しておきましょう。
2018年にさらに拡大していく可能性も十分にあるダッシュコイン
ダッシュコインは2014年に公開された比較的新しい仮想通貨であり、ダークセンドやコインミキシングによる匿名性の高さ、インスタントセンドによる取引スピードの速さが特徴的です。
現在、取引できる国内取引所はcoincheckに限られますが、今後もっと多くの取引所で取り扱われるかもしれません。価格も2017年1年間で大幅に上昇をしており、ジンバブエの決済サービスなど、今後を期待できるニュースもあります。
マネーロンダリングやダークマーケットなどのリスクもありますが、今後の動向をしっかりとチェックしたい通貨の1つです。