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11月24日時点でビットコインを保有していた人にビットコインダイヤモンドを付与

2017年12月1日

2017年11月25日にビットコインの価格はついに100万円を突破し、2017年11月29日までは120万円台にまで届きました。
その急激すぎる高騰を見て、あの時買っておけば良かったと後悔した投資家は多くいることでしょう。一体どこの世界にたった4日の間で20万円も価格が上昇する金融商品があるのでしょうか?

今のビットコインブームは本当であり、11月24日よりも以前にビットコインを購入しておいた人は今頃大きな利益を獲得することが出来たでしょう。
そんなビットコインの価値が急上昇している昨今、ビットコインが100万円を超えたというニュースとは別に、もう一つ世間を驚かせるニュースがありました。それはビットコインが分裂に成功し、新しくビットコインダイヤモンドという仮想通貨が誕生したというニュースです。

実はビットコインが100万円を突破した背景には、このビットコインダイヤモンドの存在が見え隠れしています。一体ビットコインダイヤモンドとは何なのでしょうか?

2017年11月24日にビットコインダイヤモンドがハードフォークで誕生

ビットコインダイヤモンドとは、ビットコインから分裂した新しい仮想通貨のことで、2017年11月24日に誕生しました。

ビットコインから分裂した仮想通貨というと
・ビットコインキャッシュ
・ビットコインゴールドがあります。

通貨単位は「BCD」で、供給量はビットコインの10倍以上となります。
そのような特徴もあってか、分裂によって付与されるビットコインダイヤモンドの量は、保有しているビットコインに対して1対10の割合で配布される予定です。

1ビットコイン=10BCD(ビットコインダイヤモンド)

になるということです。

既にバイナンスではビットコインダイヤモンドは配布され、売買も行われているようで、その価値は7000円から8000円ほどとなります。10BCDもあれば、7万円から8万円ほどの利益が何もせずに稼げたことになります。

ビットコインダイヤモンドができた理由や目的とは?

ビットコインダイヤモンドに限らず、ビットコインを分裂させて新しい仮想通貨を作る目的とは、スケーラビリティ問題を解決するためです。

スケーラビリティ問題とは、ビットコインの取引量が増えたことで、取引を処理しきれず対応が遅れるなどの問題が発生することです。
この問題を解決するためには、セグウィットと呼ばれる取引データの記録する部分を縮小する方法と、アンリミテッドと呼ばれるブロックサイズを大きくすることで処理できる取引量を増やすという二つの方法があります。

ビットコインダイヤモンドはこの二つの方法のうち、アンリミテッドを採用したことで発生しました。

その結果として、ブロックサイズはビットコインの8倍の8Mバイトへと拡大されました。さらに、リプレイアタック対策も済んでいるため、安心して利用できるという特徴があります。

ビットコインを補助することを目的に誕生!

今までの分裂によって誕生した仮想通貨、ビットコインキャッシュとビットコインゴールドは、ビットコインに取って代わろうとして誕生した仮想通貨です。いってみれば、ビットコインと立場を入れ替えるつもりだったのでしょう。

一方で、ビットコインダイヤモンドはあくまでビットコインのサポート的な存在として誕生した仮想通貨です。
主役はあくまでビットコインであり、ビットコインダイヤモンドはスケーラビリティ問題を解決するために誕生しただけの仮想通貨と捉えて大丈夫です。

ビットコインダイヤモンドの注目度と取扱い取引所

現状のところ、ビットコインダイヤモンドの価値が下落しています。
それはビットコインダイヤモンドを付与されて早々に売ってしまっている保有者が多いからです。

ビットコインダイヤモンドは今注目度が高いだけで、使い道はなく、今後上昇するかどうかも未確定です。
ならば売ってしまった方が良いと考える保有者がいたとしてもおかしくはありません。
ビットコインダイヤモンドが本当に価値のある仮想通貨になれるかどうかは、今後の取引所の対応次第でしょう。取引所がビットコインダイヤモンドを取り扱い、上場させれば、注目度が高いだけに価値も上昇する見込みがあります。

ビットコインダイヤモンドに対応している取引所はどこ?

ビットコインダイヤモンドの付与を予定している取引所というと、2017年11月29日の時点において、BTCBOX、coincheckの2社のみです。

業者名 付与、取扱いについて
coincheck BCD付与予定
BTCBOX 所持BTC対し1:10の割合でBCD付与

この業者はビットコインの分裂がある度に新しい仮想通貨が付与される可能性が高いです。ビットコインを保管するには最適な取引所かもしれもせん。
ただし、今後ビットコインダイヤモンドの安全性が確認され次第、他の取引所でも付与される可能性があります。

ビットコインとの違いは?ブロックサイズが8Mバイトでリプレイアタック対策済

従来の分裂した「ビットコインキャッシュ」や「ビットコインゴールド」などと比較すると、それほど目立った特徴にありませんです。
あくまでスケーラビリティ問題を解決するために誕生した仮想通貨となります。

ビットコインダイヤモンドの値動きは?

ビットコインダイヤモンドはスケーラビリティ問題を解決すべく誕生した仮想通貨ということもあり、まずブロックサイズが8Mバイト(ビットコインの8倍)です。
ブロックサイズが大きいため処理能力が高く、素早い取引が行えることでしょう。

さらにリプレイアタックへの対応が済んでいるため、セキュリティのレベルがビットコインよりも高いです。供給量はビットコインの10倍で、付与額も10倍となります。

ビットコインダイヤモンドの値動きの特徴や価値はどのくらい?

ビットコインダイヤモンドはまだ登場して間もないため、詳しい価値は今のところ不明瞭です。
ただ、早々に上場させたバイナリーのデータによると、1BCDあたり60ドル前後の価値があるため、7000円前後といったところです。ただ、チャートの動きを見ると徐々に下落しているようで、上昇する気配はないです。

ビットコインキャッシュやビットコインゴールドとの違いは?

ビットコインダイヤモンドの目的はあくまでビットコインの補助です。
一方、ビットコインキャッシュやビットコインゴールドは、ビットコインと対立的な姿勢のある仮想通貨です。要するに、現在のビットコインの立場を入れ替えるつもりで作られた仮想通貨ということです。

ブロックサイズはビットコインキャッシュと同じ8Mバイトなため、他の分裂した仮想通貨と比較して大きな違いはありません。
ただし、供給量がビットコインの10倍で、付与される量も他の他2つの通貨よりも多いという違いがあります。

ビットコインキャッシュやビットコインゴールドは、分裂した際にその時点で保有しているビットコインと同数しか配布されませんでした。しかし、ビットコインダイヤモンドの場合、保有しているビットコインの量のちょうど10倍の量を付与してもらえます。

供給量が多く、配布してもらえる量が今までよりも多いという点が、ビットコインダイヤモンドの他と違う最大の特徴でしょう。

ビットコインダイヤモンドはまだ安全に運用できるかは未定

ビットコインダイヤモンドは現状のところ、安全に運用できる仮想通貨なのか判然とせず、取引所としても扱いかねているといった印象があります。
過去に分裂があった仮想通貨は、現在多くの投資家から注目されているようで、既に時価総額は一千種類以上にも及ぶアルトコインの中で上位に躍り出ているほどです。
ビットコインキャッシュに関して言えば、時価総額はイーサリアムに次いでもっとも高い仮想通貨へと成長しています。
このように、他の分裂した仮想通貨が高い成長率を見せている昨今、ビットコインダイヤモンドも他の例に漏れず大きく上昇する可能性が非常に高く、ぜひとも取引したいという投資家は多くいます。

投資家からの期待が大きいだけに、ビットコインダイヤモンドを扱いたい取引所は多くあることでしょう。ただ現状としては安全性がわからないだけに、いつ国内の取引所に上場するかは未定となります。

技術面における問題点というと、例えば不正にトランザクション送金ができるバックドアの有無などがあります。
このような問題点のある仮想通貨を使用すると、利用者に大きな損害が出る恐れがあるため、安全性が確認されない限り、国内の取引所で売買できる可能性は低いです。

また、今のところ国内の取引所でビットコインダイヤモンドを運用することはできません。
ただ上記でもお伝えしましたが、ビットコインの急騰につられてビットコインダイヤモンドも今後価格が上昇するかもしれません。安い今のうちに買っておけば将来は価格変動により、運用益を出すことができるかもしれませんね。

ビットコインダイヤモンドを対象に資産運用をするかどうはか、取引所に上場し、実際に高騰するのか推移を見守ってからでも遅くはないでしょう。

ビットコインダイヤモンドの値動きと特性からみる流動性

2017年11月24日(日本時間11月25日)は、ビットコインダイヤモンドの誕生という歴史的な日になりました。

ビットコインダイヤモンドのチャートから確認をすると、11月24日の1BCD(ビットコインダイヤモンド)は約61ドルでした。
日本円にして約6,700円です。
1ビットコインに対して10BCDが無料で付与されるということですから、ビットコインさえあれば何もしなくても6,700円×10BCD=67,000円が手に入ったということになります。

BCDのチャートを追うと、11月24日に約61ドル、11月25日の高値は約91ドルです。11月26日は87ドルから66ドルと激しい値動きをしていたことがわかります。その後値動きは落ち着き、11月30日には50ドルくらいで推移していました。

ビットコインダイヤモンドの特性から見る取引の流動性

株式の新規上場同様、仮想通貨も上場後は値が落ち着くのには少し時間がかかるという事です。
上場直後は投資家の興奮と感情、思惑が様々な形で噴出し、それらがぶつかり合いますのでどうしても値幅は大きくなります。もちろん出来高も大きくなります。

また、ビットコインダイヤモンドの特性から流動性が高まることは当然と言えます。
1ビットコインに対して10BCDが無料で付与されたという事ですので、誰もが売買をしたいという気持ちにかられるのです。

売った投資家は全てを売らず、手元に一部残しているでしょう。買った投資家はより大きな利益を見込み、保有しているはずです。また、新規上場直後の流動性の高まりを利用して、デイ取引をしている投資家も多い事でしょう。

現在のビットコインダイヤモンドの値動きや価格

現在2018年2月10日現在では約20ドルで推移しています。上場から3カ月弱で約3割の安い値になってしまいました。

2018年2月2日には約9ドルと最安値を付けた後は急激に出来高を伴った上昇と化しており、直近の高値は2月5日の約47ドルとなっています。
その後約25ドルと約40ドルの間を行き来し、現在は約20ドルという状態です。

現在の価格は投資家の懐を試す価格であり、我慢比べといえるかもしれません。

日付 高値 安値
2017/12/4(公開) 6,995 3,723
2018/01 16,342 1,695
2018/02 4,606 742

他の投資同様、買いは安値で仕込むことが基本です。ですから、現在の価格はチャンス到来ということもできるでしょう。

上記で見たようにビットコインダイヤモンドの値動きは、1日・2日で大きく変化します。この短時間の値幅のチャンスを活かすことができれば、短期で資金を獲得することができます。
また、長期保有であればじっくりと安値を待ち、底値に近い価格でつかむことが必要です。

今後大きく値動きするだろうと思われる材料や出来事・ビットコインの値動きに注意

ここまでのビットコインダイヤモンドの値動きの特徴は、ビットコインダイヤモンドだけの要因というよりは外部要因が大きく関係しているのではないかと考えることができます。

ビットコインダイヤモンドは、ビットコインと同じような値動きをしてということです。
ビットコインダイヤモンドの値動きは、ビットコインの値動きに引っ張られるように同じようなチャートを描いています。

ビットコインの値が高くなる時の特徴は

  • 仮想通貨全体におけるプラスニュースが発表された時
  • 新たに取引所が新設され、ビットコインが上場するという発表がされた時
  • ビットコインダイヤモンドの新規上場が明らかになる時
  • ビットコインのハードフォーク発表がされた時
  • 銀行などで仮想通貨の利用が発表される時

などです。

これらのニュースや発表があると、ビットコイン同様ビットコインダイヤモンドも高値を取りに行く動きに変化するはずです。
ビットコインダイヤモンドの値動きだけでなく、ビットコインの値動きや仮想通貨全体の動きにも注目することが大切です。

ビットコインダイヤモンドの購入方法は?

ビットコインダイヤモンドを国内で購入することは、残念ながら今のところはできません。
取引は海外の取引所でのみ、行われているという事です。
日本の取引所でビットコインダイヤモンドについて言及している取引所は、BTCBOXの一社のみです。

BTCBOXのビットコインダイヤモンド発表の詳細
BTCBOXは所有しているビットコインに対し1:10の割合で、ビットコインダイヤモンドを付与すると発表しています。
ただし、この発表を2017年11月24日に行い、その後現在まで付与はもちろん取引も開始されていません。

今後、運用面や技術面において安全性が確認されれば、取引が開始されることでしょう。
ビットコインダイヤモンドの運用がBTCBOXで開始となれば、BTCBOXの人気が上がりビットコインの値動きも高まることは確かです。

アカウント登録方法

1 BTCBOXアカウントの登録
BTCBOX公式ページからログイン画面の新規登録をクリックします。
アカウントを登録すると、メールアドレス入力画面が出てきます。

メールアドレスは、パソコン又はスマホのメールアドレスを入力します。携帯電話のアドレスは使用できません。
ログインパスワードは6文字以上で、できるだけ長い方が安全性は高くなります。
パスワードを再度入力し、キャプチャコードを入力します。利用規約を確認して、チェックボタンをクリックです。
登録したメールアドレスにBTCBOXからメールが届きます。アクティブにすると書いてある部分をクリックする。ここにリンクが貼ってあります。
認証に成功すればOKボタンをクリックです。
携帯番号を登録してコード取得をクリックすると、携帯電話に検証コードが届きます。コードを携帯番号下の欄に入力し、キャプチャコードを入力します。認証が完了すればOKボタンをクリックです。
住所や氏名、金融口座などを入力します。入力が完了すればOKボタンをクリックです。
本人確認書類、運転免許証などをアップロードします。アップロード完了後は次へボタンをクリックです。
登録完了後は数日以内に登録住所地へハガキが郵送されます。ハガキが届けば、アクセスできますので取引を開始することができます。
セキュリティ設定・取引パスワード・本人認証・二段階認証
取引パスワードは郵送されたハガキにワンタイムパスワードが記載されています。そのワンタイムパスワードを入力しキャプチャコードを入力します。
本人認証では、本人認証欄にある認証設定をクリックします。郵送されたハガキと同様の画面が出てきますので、そこからワンタイムパスワードを入力です。
二段階認証の認証設定へ をクリックすると、Googleの認証システムインストール画面に移ります。iPhoneとandroidのダウンロードが可能ですので選択します。
インストールが成功すればアプリからカメラを起動させます。QRコードを撮影できれば完了です。
シークレットキーの発行がありますので、大切に保管してください。認証アカウントを紛失した時は、このシークレットキーで立ち上げることが可能となります。

ビットコインダイヤモンドを取引するときのオススメ取引所の紹介

ビットコインダイヤモンドを取引できる取引所は、国内には今のところ存在しません。
今すぐ、取引したいという人は海外の取引所しかありません。

ただし、国内の取引所ではBTCBOXのみが、ビットコインダイヤモンドについて言及しています。
1ビットコインに対し10ビットコインダイヤモンドを付与すると表明しており、その時期は未定となっていますが今後付与されることが見込まれます。

安全性が確認され次第、ビットコインダイヤモンドの付与と取引が開始されることでしょう。

ビットコインを少量しか保有していない人にもチャンスのある

分裂だけなら今までに2回あり、付与される仮想通貨の量が従来の10倍という極めて嬉しいメリットがあります。

ビットコインは既に価格が高騰してしまっているために、例え大量保有したいと思っても、現金が無ければ大量購入はできません。
しかし、ビットコインダイヤモンドは付与される割合が10倍なだけに、1ビットコイン保有しておけば、その10倍の10BTDものビットコインダイヤモンドが無料で手に入るのです。

ちなみに、現在のビットコインキャッシュの価値は1枚あたり18万円を超えています。
ビットコインキャッシュが10枚あれば、180万円もの大金を、ただ分裂を待つだけで手に入れることができた計算になります。

このように、ビットコインダイヤモンドは、ビットコインが少量しかない人であっても将来性が高い仮想通貨を大量に手に入れるチャンスがあることを世間に知らしめました。
それがキッカケになったのか、ビットコインの価格はビットコインダイヤモンドの登場を機に急上昇し、既に120万円を超えています。

ビットコインの分裂は今後も数回予定されています。
分裂後の仮想通貨を狙った投資家が今後とも多いに増えることでしょう。ビットコインダイヤモンドはまさに、ビットコインの価値をさらに高めた立役者なのかもしれません。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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