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準備金やトークンリレーなどのシステムで流動性問題を解決するプロジェクト

2018年2月28日

Bancorという仮想通貨をご存知ですか?
「売りたいけど買い手がいない」「買いたいけど売り手がいない」など、流動性の低下問題を解決するためのプロジェクトであり、公開当初から注目を集めています。

準備金の仕組みを活用したり、複数のトークンをまとめることができるなど、他の通貨とは一線を画す特徴を持った通貨です。
ここでは、Bancorの基本的内容や特徴、購入方法、将来性などについて解説しています。

Bancorとは?

名称 Bancor(バンコール)
通貨略号 BNT
発行日 2017年6月
発行枚数 約7,940万BNT

Bancorの特徴とは?実は第二次世界大戦後に経済学者が提唱したアイディアがもと

Bancorプロトコルは、イギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズとエルンスト・フリードリッヒ・シューマッハが1940年代に提案したアイディアがもとになっています。

元々は第二次世界大戦後で混乱していた市場の安定化を目的に発案されていた超国家的な通貨のことです。
国際清算同盟の機関を設け、国際貿易に関しては、国際清算同盟を経由してBancorで清算する仕組みになっていましたが、最終的にはアメリカの合意が得られず実現はしませんでした。

Bancorは、準備金を用いることで、流動性が低く売り手と買い手がマッチしない場合に価格を自動調整して、売れる・買える状態にしてくれます。
トークンリレー(2種類のコネクタートークンで、マイナーコインとスピーディーに交換できる仕組み)で流動性リスクの解決もできます。

Bancorは2017年6月にイーサリアムのネイティブトークンETHを用いてICOをして、約174億円もの資金調達をしました。
2018年2月25日時点の時価総額は約204億円でランキングは96位となっています。
Bancorプロトコルはは、価格が自動調整されるため第三者の介入なしにトークン交換ができ、登録不要、スプレッドがなく、スマートコントラクトで直接交換するためカウンターパーティリスクもありません。

Bancorの購入方法。海外取引所の口座を開設し、国内取引所からBCNを送金する

Bancorは国内取引所では取り扱われていません。
海外取引所ではBinanceなどが取り扱っており、バイナンスが世界で1番のBancorの取引量を占めています(約6割)。

Bancorを購入する場合は、下記のとおり、1度国内取引所でビットコインかイーサリアムを購入し、バイナンス口座へ送金をしてから購入をします。

タイトル

1.バイナンスのアカウント登録
最初に海外取引所(バイナンス)のアカウント登録が必要です。バイナンスのサイトを開き、まずは言語を日本語に設定します。その後、「アカウントを作成します」を選択すると入力画面が表示されますのでメールアドレス・パスワードを入力して「登録」を選択します。メールアドレス宛に届くメール本文の「Verify Email」をクリックするとアカウント登録が完了できます。
2.二段階認証の設定
ほとんどの取引所で二段階認証の設定は任意ですが、セキュリティ向上のため設定することをおすすめします。スマホにGoogle Authenticatorをインストールし、認証コードなどを入力して二段階認証の設定をします。
3.国内取引所でビットコイン(またはイーサリアム)を購入
既に国内取引所の口座を持っている場合はその取引所、持っていない場合は希望の取引所で新しく口座を開設してビットコイン(またはイーサリアム)を購入しましょう。手数料などを考えるとビットコインの方がおすすめです。
4.海外取引所(バイナンス)へ送金する
国内取引所で購入したビットコインをバイナンスの口座へ送金をします。送金する際は、バイナンス画面を開き「資産」から「預金の引き出し」を選択します。通貨一覧が表示されるため、ビットコインの「預金」を選択して表示されるアドレスをコピーします。そして、国内取引所の送金アドレスへと貼り付け、バイナンスへ送金をします。
5.海外取引所(バイナンス)でBancorを購入
バイナンス口座にビットコイン送金が完了したら、取引画面で「BTC Market」を選択して、Bancor(BNT)をクリック。購入数量等入力をして「購入」を選択すればBancorを購入することができます。

Bancorの値動きは?バイナンスへの上場もあり公開時よりも上昇

Bancorは登場直後は1BNT=300円前後で推移していましたが、7月には一時180円台まで下落します。

8月には200〜300円で推移し、9月初旬には300円台まで上昇しますが、その後、再び200円台で推移します。
これは、コーネル大学コンピューター・サイエンス科のシラー准教授がBancorの価格決定方程式が非効率で準備金を食いつぶす可能性があると指摘したことで、疑念が広まったことが大きいと考えられています。

12月に入ると上昇を続け、年末には600円を超えます。
1月になると一時1,200円を突破するなど高騰しますが、その後下落が続き2月1日には750円前後、2月25日には500円前後で推移をしています。

これは、世界的な仮想通貨への逆風から多くの仮想通貨が下落していることもあり、Bancorも下がっていると考えられます。
基本的には、2017年のバイナンスへの上場がきっかけで価格が大きく上昇しました。

Bancorも購入できる海外取引所Binance。通貨取り扱い数は約100種類

世界トップクラスの仮想通貨取り扱い数を誇るBinance。
誕生してまだ間もない取引所であるにもかかわらず、約100種類の仮想通貨を取り扱い、世界中で多くの人が利用をしています。サイトは日本語対応していますし、取引手数料の安さや取引ツールの使いやすさなどに定評がある取引所です。

手数料 取引手数料は0.1%、バイナンスの独自コインであるBNBコインを持っている場合は0.05%
日本円対応力 日本円で直接取引することはできない
独自サービス 仮想通貨の取り扱い数は世界トップクラスの約100種類
取引手数料が安くなる独自コインBNBがある
レバレッジ レバレッジ取引はできない
安全性 基本的なセキュリティはあるが、二段階認証やウォレットなどを用い自身で管理を徹底する
スマホアプリ 移動平均線やボリンジャーバンド、MACDなどテクニカル指標が豊富で使いやすい
スプレッド 指値注文ができるためスプレッド実質なしも
スワップポイント スワップポイントなし
サポート力 サイトは日本語対応しているが問い合わせフォームは未対応
チャート、ツール チャートは見やすく取引画面もシンプルで使いやすい。
25%や50%など割合を選択して購入することもできる

公式サイトへ行く

将来性は?将来的に必要とされるネットワーク、いろいろな活用が期待される

Bancorは、壮大なプロジェクトであるために実現して世界に広がるまでには時間もかかるし、さまざまな障壁が予想されます。
しかし、多くの仮想通貨が発行されており、マイナーなものは流動性が低く売買が成立しにくいなかで、それを解消してくれるのがBancorです。

そのため、需要は確実にあり将来的に必要とされるネットワークであると考えている識者は多いです。
Bancorプロトコル・スマートトークンが普及すれば、さまざまなコミュニティでスマートトークンが使用され、補完通貨として活躍します。また、多くのアイテムにアクセスできるようになることから、ビジネスロイヤリティを持たせる仕組みとしても活用できます。

さらには、ショー観覧など、コンテンツへの支払いに用いることもできます。
他にもいろいろな活用方法があるため、今後も期待できる通貨の1つです。投資する場合は中長期の視点で保有するのがいいでしょう。

多くの人が将来に期待している仮想通貨Bancor

Bancorはトークンの流動性問題を解決するプロジェクトであり、他の仮想通貨とは違った役割・特徴を持っています。
第二次世界大戦後に2人の学者が提唱したアイディアをもとにしており、壮大なプロジェクトとなっています。

ただし、先進的システムや需要の高さから将来を期待する人は多く、価格・時価総額も登場後から大きく伸びています。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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