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- 『ビットコインゴールド』の価格が上昇中!時価総額は6000億円を突破
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ビットコインの価格は100万円を越え、2017年11月29日には120万円台にまで到達しました。
ほんの一年前までビットコインといえばバブルだと言われており、今でもその意見は目立つのですが、その一方でビットコインは飛躍的革新だと言う意見も登場しつつあります。
ビットコインの価格が上昇する背景には様々な要因があるのですが、その一つとしてハードフォーク、いわゆるビットコインの分裂があります。
ビットコインのハードフォークといえば2017年8月に起きたビットコインキャッシュへの分裂騒動が記憶に新しいです。
当時、ビットコインが分裂することで大暴落が起きるかもしれないなど色々と言われていましたが、結果はむしろ反対で、ビットコインの価格は高騰しました。
その一方で当初は売られっぱなしで上昇の気配が無かったビットコインキャッシュも、最近は注目度が高まり一気に価格が上昇。
今ではイーサリアムに次いで時価総額が高いアルトコインへと成長しました。
ビットコインが分裂をすると、ビットコインの保有者は分裂によって生じた新しい仮想通貨を入手することが出来ます。
その新しい仮想通貨がビットコインキャッシュのように高騰すれば、ビットコインを売却せずとも、新しく手に入れた仮想通貨を売却するだけで大金を得ることができます。
分裂によって利益が得られることがビットコインキャッシュによって証明されてしまっただけに、今は大きな注目が集まっています。
特に二回目の分裂によって発生したビットコインゴールドに対する期待度は非常に高く、それを証明するかのようにビットコインゴールドの時価総額は既に6000億円以上に達しています。
目次
ビットコインゴールドの特徴とその背景。ビットコインキャッシュの次に分裂で発生したアルトコイン
現在、仮想通貨の世界には1000種類以上のアルトコインが存在していると言われています。
ビットコインゴールドは2017年10月24日の分裂によって誕生した仮想通貨であり、その主導者は香港のLightningASICというマイニンググループです。
ビットコインキャッシュが一番目に分裂で発生した仮想通貨であるため、ビットコインゴールドは二番目にビットコインより分裂した仮想通貨となります。
日本の取引所ではまだ扱われておらず、売買されるかどうかは今のところ未定です。
ビットコインゴールドができた理由や目的は何のためなのか
なぜビットコインを分裂させるのかというと、その一番の目的はビットコインのマイニング集中化を避けるためです。
現在、ビットコインが非常に価値の高い仮想通貨になってしまったせいか、世界中でビットコインのマイニングが行われるようになりました。その結果、かつては簡単な労力でマイニングができたビットコインが、今では膨大な電力と、高度なコンピュータ設備のある一部の資産のある人たちでないとマイニングがし辛い状況になっています。
これでは誰でも自由に仮想通貨を手に入れることができるという平等の原則に反してしまいます。
ビットコインゴールドは、ASICと呼ばれるビットコイン専用マイニングチップでは利用や開発ができない構造になっています。
そのため、ビットコイン以上にマイニングが容易な仮想通貨となります。
ビットコインキャッシュとビットコインゴールドの違いは?
ビットコインキャッシュもビットコインゴールドも、どちらも分裂によって誕生した仮想通貨ですが、それぞれに異なる特徴を備えています。
まずビットコインキャッシュの一番の特徴というとブロックサイズの上限がビットコインと比較して8Mバイトまで拡大されているという特徴があります。ビットコインのブロックサイズは1Mバイトであり、ビットコインキャッシュはその約8倍ということになります。
さらに、ハードウェアウォレットなどのセキュリティを向上させるための様々な背策がビットコインキャッシュにはありました。
要するに、ビットコインよりも取引速度が高く、セキュリティのレベルが高い仮想通貨ということになります。
それに対し、ビットコインゴールドはマイニングを重視している仮想通貨であり、その最大の要因はASIC耐性の有無です。
ビットコインはASICに対する耐性が脆弱なため、資産のあるマイナーばかりが得をするという不平等を作り出していました。
その点、ASIC耐性のあるビットコインゴールドであれば、GPUであっても不平等なくマイニングが可能、つまり資産が少なく、力のないマイナーでも等しく仮想通貨を手に入れるチャンスがあるということです。また、リプレイアタックプロテクションが実装されているなどの特徴があります。
ビットコインゴールドはマイナーの利益を優先している仮想通貨だと言えるでしょう。
ビットコインゴールドの対応をしている取引所とは?
ビットコインゴールドの現在の価値は1コインあたり3万円から4万円のため、10枚保有していた人であれば無料で30万円から40万円の資産を獲得できたことになります。
このように、ビットコインの分裂はビットコイン保有者に大きな利益をもたらすイベントなのですが、取引所の対応次第ではもらえない可能性があります。
もしも非対応の取引所にビットコインを保管していると、たとえビットコインゴールドをもらえる権利があったとしても、みすみすチャンスを逃すことになります。
ビットコインゴールドに対応、付与してもらえる取引所は?
現在、国内には複数の仮想通貨取引所が存在していますが、ビットコインゴールドに対応している取引所の数は少ないです。
ビットコインゴールド対応の取引所というと、bitFlyer、coincheck、BTCBOX、そしてGMOコインなどがあります。これらの取引所は、付与する方針とのことで、問題がなければいずれはビットコインゴールドを無料でビットコイン保有者に配布してくれることでしょう。
ただし、万が一ビットコインゴールドに欠陥や危険があった場合、付与されない恐れもあります。
業者名 | 付与 | 取扱い |
---|---|---|
bitbank | – | – |
Zaif | – | – |
coincheck | 〇 | 未定 |
bitFryer | 〇 | 〇(11月以降) |
GMOコイン | 〇 | – |
みんなのビットコイン | – | – |
BTCBOX | 〇 | 未定 |
BITPoint | 〇 | 未定 |
Kraken | – | – |
ビットトレード | – | – |
QUOIN | – | – |
もらえる人はビットコインを保有していた人だけ
本当に付与してもらえるかどうかは取引所の対応次第なのですが、ただビットコインゴールドを配布してもらえる人というと、分裂が発生した時にビットコインを保有していた人だけとなります。
ビットコインゴールドは今後ビットコインの価値を上回る可能性は?
分裂したからといってビットコインとビットコインゴールドの価値は同じではありません。
発行枚数に関して言えばほとんど同じ枚数なのですが、1コインあたりに対する価値はビットコインとビットコインゴールドでは雲泥の差があります。
さらに、利用者の多さに関しても既に世界中に流布されているビットコインと違い、ビットコインゴールドは誕生したばかりなため、ニーズもそれほど高くはないでしょう。
ただビットコインゴールドには、ビットコインにはない優位性があります。その能力次第では、今後大きく価値を伸ばす可能性があるでしょう。
ビットコインゴールドの値動きの特徴やその価値はどのくらい?
ビットコインゴールドは誕生した当初、それほど価値は高くなく1万円台を推移していました。
ただ11月頃から徐々に注目され始め、上昇を開始、2017年11月24日には4万円台に到達するなど急激に価格が高騰しています。
ビットコインゴールドの時価総額は既に6300億円を超えており、数多く存在するアルトコインの中でも存在感を発揮しています。
ビットコインキャッシュとも違うのか
ビットコインゴールドの価値が上昇したタイミングと同時期に、ビットコインキャッシュもレートが上昇しました。
ビットコインキャッシュが値上がりしたから、つられてビットコインゴールドも価値が上昇したのか、それともその逆なのかは定かではありません。ただ、どちらも背景が似ているだけに、似たような値動きを今後も繰り返す可能性があります。
ビットコインゴールドに投資をするのであれば、同時にビットコインキャッシュにも投資をしておいた方が、上手にリスク分散することができるかもしれません。
ビットコインゴールドの配布が遅れている?確実に付与してもらうためには
ビットコインゴールドはまだ誕生したばかりの仮想通貨ということもあってか、本当に取引に用いても大丈夫なのか、安全性が確認されていません。
ビットコインゴールドは本来、分裂が行われた時に所有していたビットコインの量に合わせて配布される予定でした。
もしも取引所が配布はしないという方針を立てた場合、どれほど待ってもビットコインゴールドを付与してもらえる可能性は無いです。
たとえビットコインゴールドを付与してくれる取引所にビットコインを預けていたとしても、現状ではどこも安全が確認されない限り配布しない方針のようで、実際に付与されている人の数は少ないようです。
このように、取引所にビットコインを預けていると、取引所の対応次第で配布が今後とも遅れる可能性があります。
確実にビットコインゴールドを付与してもらいたいのであれば、ビットコインゴールド対応のウォレットにビットコインを預けておいた方が良く、そのような対策を講じていた保有者は分裂を通じてビットコインゴールドを入手したようです。
ビットコインゴールドの誕生〜現在までの値動き。今後に影響を与えるものは?
ビットコインゴールドは、誕生してどのような値動きを見せているのでしょうか。
仮想通貨は完全な需給バランスなため、人気や期待が集まれば価格が上がり、そうでない場合は下落します。誕生してから数ヶ月の価格推移を把握すれば、今後の相場展開の予測にも役立ちます。
誕生直後や現在の値動き、今後の値動きに影響を与える材料などについて確認していきましょう。
ビットコインのハードフォークで誕生したが直後は大きく下落する
ビットコインゴールドは、10月24日にハードフォークで誕生した直後は約57,000円近くの値をつけていましたが、1日もたたないうちに1万円以上値を下げました。
その後も下落が続き、10月末には13,000円前後まで値を落としました。
誕生から数日間のうちに70%以上も価格下落したことになります。
これは、開発遅れによりセキュリティ対策不足が投資家に嫌がられ、売りが先行したことが大きな要因となります。
値動きや価格は?現在のビットコインゴールドは下落が続いている
ビットコインゴールドは、その後も上がり下がりを繰り返しながらも下落を続けています。
12月1日には33,000円台だったのが7日には29,000円台まで下落し、10日には26,000円台まで下がります。
その後、急騰し20日には51,000円台まで上昇するものの、22日には35,000円台まで下落、30日には29,000円台まで下がります。
再び1月13日に急騰して42,000円台に達しますが、16日に21,000円台、23日には20,000円台、26日には19,000円台をつけ下落を続けています。2月2日には13,000円〜14,000円前後を推移しています。
今後大きく値動きするだろうと思われる材料や出来事について
ビットコインゴールドは下落が続いていますが、今後、以下の材料や出来事によって価格が大きく変動する可能性があります。
いずれも、ビットコインゴールドだけでなく他の仮想通貨の価格にも影響しますので注視しましょう。
ビットコインゴールドの購入方法は?国内取引所→海外取引所へ送金して購入
ここでは、世界的取引所でもあるBinanceで購入する場合の流れについて見ていきましょう。
ビットコインゴールドに限らず、Binance で通貨を買いたい場合は国内取引所で先にビットコインかイーサリアムを購入して、それらを使ってBinanceで購入するという流れになります。
以下の1〜6の手順で進めていきましょう。セキュリティのため二段階認証は必ず設定することをおすすめします。
購入する手順
- 1.国内取引所で購入
- 国内取引所でビットコインかイーサリアムを購入します。
- 2.Binanceアカウント登録
- Binanceのサイトを開き、画面右上のGoogle翻訳で日本語へ変換します。そして「登録」をクリックして、新規登録画面へ移動します。メールアドレスとパスワードを設定して登録ボタンをクリックします。
- 3.メールのURLをクリック
- 入力が完了したら、登録メールアドレス宛に届くメール内にURLをクリックします。これにより、アカウント登録が完了します。
- 4.二段階認証の設定
- セキュリティ向上のため、ログインをして二段階認証の設定をしましょう。二段階認証にはGoogle Authenticatorを利用します。
- 5.国内取引所からBinanceへ送金
- Binanceの画面上部「資産」から「預金の引き出し」を選択します。通貨一覧が表示されるため、ビットコインもしくはイーサリアムの購入した方の「預金」ボタンをクリックします。預金アドレスが表示されますので、コピーをして国内取引所の送金先アドレスへ貼り付けて送金をします。
- 6.購入
- 国内取引所からBinanceへ送金が完了したら、その通貨を使ってビットコインゴールドなど希望の通貨を購入します。
ビットコインゴールドを取引するときのオススメ取引所
残念ながら、ビットコインゴールドを売買できる国内の仮想通貨取引所はまだありません。
ビットコインゴールドを付与予定としている取引所はありますが、売買となると金融庁の許可がおりないことには進まず、現状見通しも立っていない状況です。
海外取引所においても限られているため、売買する場合は以下の海外取引所Binanceがおすすめです。ここでは、Binanceの内容や特徴について見ていきましょう。
「Binance」は100種類近くの通貨を取り扱い世界1位の取引高を誇る
手数料 | 取引手数料0.1%(Binanceコインを持っている場合は50%控除で実質0.05%) |
---|---|
日本円対応力 | 日本円で直接取引はできない |
独自サービス | 100種類近くの通貨を取り扱う |
レバレッジ取引 | レバレッジは利用できない |
安全性 | 二段階認証など。他の取引所同様セキュリティに力を入れているが自身でしっかりとウォレット管理することが大事。 |
スマホアプリ | 指紋認証にも対応。移動平均線やボリンジャーバンド、MACDなども搭載。お気に入り機能などもあり使いやすい。 |
スプレッド | 指値で注文ができる。 |
スワップポイント | — |
サポート力 | 問い合わせフォームがあるが、現在調整中のため日本語対応はしていません。 |
チャート、ツール | 初心者でも使いやすい「ベーシック」と多彩なツールが使える「アドバンス」がある。 |
Binanceは2017年7月にオープンしたばかりの中国の仮想通貨取引所です。
誕生して1年も経っていませんが、既に取引高は世界1位になるなど非常に人気が高いです。
ビットコインをはじめとしてアルトコインの取引手数料が0.1%と非常に安く、独自トークンであるBinanceコイン(BNB)を持っていれば半額の0.05%になります。
指値・逆指値・成行注文が可能で、指数移動平均線や単純移動平均線、ボリンジャーバンド、KDJ、RSI、MACDなど多彩なテクニカル指標が使えます。
サイトは日本語対応しているものの、問い合わせやアプリはまだ未対応です。Binanceだけではありませんが、海外取引所はカントリーリスクをはらんでいるため、その点は特に注意が必要です。
低コストでさまざまな通貨の取引ができることから、多くの人が利用しています。
ビットコインゴールドはまだ誕生したばかりのため不明点が多い
ビットコインゴールドは確かに現状のところ、注目度が高く、海外にはビットコインゴールドの値上がりを期待して購入している投資家が多くいます。
ただし、本当に値上がりするかどうは今のところ不明です。
というのも、ビットコインゴールドはまだ安全性が確認されていない状況のため、もしかしたら問題のある仮想通貨である可能性が残っているからです。
今後、ビットコインゴールドが本格的に値上がりするとすれば、その安全性が確認されてからとなるでしょう。
ビットコインゴールドの技術面での安全性、配布は確認テストが終了後
ビットコインゴールドは既にハードフォークが終わり、海外では付与されている人も多くいます。
ただし、日本に関していえばまだ取引所は付与配布が遅れています。
その理由はやはり技術面での安全性が確認されていないからでしょう。
仮想通貨は現実のお金とは異なるものです。
どのような危険があるのか、確認が出来ない以上、実際の取引に用いることは躊躇われます。取引所は現在、技術面での安全性を確認するためのテストをしている段階であり、この確認テストが終了次第、配布される予定とのことです。
運用面は国内の取引所ではまだ取引できない状況
ビットコインゴールドの技術面での安全性が確認されていない以上、国内では付与どころか運用すら出来ない状況が続いています。
折角価格が上昇しているにも関わらず、取引できず、歯痒い思いをしている投資家は多くいることでしょう。
ただし、絶対に取引ができないというわけではありません。海外の大手取引所のBittrexでは既にビットコインゴールドが上場し、それに合わせて価格が高騰しています。
さらにBittrexでは既に無料で付与されているため、この取引所にビットコインを保管していた投資家は、分裂に合わせてビットコインゴールドの入手に成功しています。
ビットコインゴールドの運用に関してですが、国内では現状のところ安全性が確認されていないため取引は難しいのですが、Bittrexであれば取引が可能となります。
ビットコインゴールドは今後価値が上がる?購入できるかどうかは取引所次第
ビットコインゴールドもビットコインキャッシュ同様に、今後は価値を上げる可能性が高く注目度が高いです。
しかし、いくら注目度が高くても、取引所に上場していないと購入する手段がありません。今後、ビットコインゴールドを通じて取引し、運用益を出せるかどうかは取引所の対応次第と言えるでしょう。
ただ、ビットコインゴールドの良さは注目度の高さだけではありません。
ビットコインよりもマイニングがしやすいという特徴がビットコインゴールドにはあります。そのため取引が出来ないのであればマイニングで入手するのも悪い手ではありません。
今のうちにマイニングでビットコインゴールドを大量に獲得しておけば、将来値上がりした時に売ることで、売却益を得ることができるかもしれません。